やすまゆ通信 第6話 「漢方薬ですべてなんとかなるか?」

こんにちは!まゆ先生です。
本日は漢方薬の役割についてお伝えします。
 
患者さんの中には、漢方薬ですべてよくしたい、と希望される方もみえます。
しかし、病状によっては、漢方薬だけでは太刀打ちできないものもあります。
 
例えば、気管支喘息では、漢方薬を使用したとしても、漢方治療は体質改善ですので、
効果が現れるには時間がかかります。
その間に呼吸器症状で苦しんでは本末転倒です。
最低限漢方薬の効果が現れるまでは、しっかり西洋医学的な治療が必要です。
 
アトピー性皮膚炎でもステロイドはどうしてもいやだという患者さんもいます。
漢方薬で体質改善すれば、そのうちに皮膚の状態は改善してきますが、
やはりそれにも時間がかかります。
そのため、漢方薬の効果が現れるまでは、西洋医学的な皮膚科治療もやはり必要になってきます。
また、皮膚の状態をよくするための保湿も必要です。
 
西洋薬は切れ味がいいので、いますぐ症状をなんとかしたい際にはとても役立ちます。
一方、時間はかかりますが、根本的な体質改善は漢方薬の方が得意です。
 
漢方薬だから100%安心というわけでもありません。
漢方薬でも肝機能障害などの副作用が起こりえますので、
しっかり定期的に副作用が出ていないかどうか、血液検査も必要です。
 
西洋医学と東洋医学、それぞれの長所短所を押さえて使い分けていきたいものです。
どちらか一方がいいということは決してありません。
今のあなたの状態にあった、西洋医学と東洋医学の使い分けのアドバイスを当院では行っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
 
まゆ先生